一見すると、いかにも普通のキク科の花ですが、
よく見ると、相当変わっています。
頭状花は周囲も中央も、いずれも筒状花とのこと。
中央のもやもや部分は、細い花弁と雄蕊(葯筒)らしいのですが、
両方ともそのようには見えません。
開花後、やがて周囲の筒状花は後ろを向きます。
花弁の中には何もありません。
その後、周囲の筒状花は全て真横を向くので、
まさに鯉幟のてっぺんの矢車のようになります。
その写真は後日、撮ってみたいと思います。
裏側から見た矢車菊(ヤグルマギク) 筒状花は金平糖のよう 花弁の中には雄蕊も雌蕊もありません (5月17日撮影) |
上の写真と同じ矢車菊を表側から見たところ 筒状の濃い赤の部分が雄蕊の葯筒 (5月17日撮影) |
雨に濡れた山紫陽花(ヤマアジサイ) 「伊予獅子手鞠(イヨジシテマリ)」 (5月16日撮影) |
右上がイングリッシュローズ「ボウベルズ」 下の方がシュラブローズ「マジックメイディランド」 (5月16日撮影) |