2016年8月1日月曜日

8月1日 くもり一時雷雨

涼やかで愛らしい夏の花、ツユクサがたくさん花を咲かせています。

ツユクサほど名前を多く持つ花も珍しいのではないでしょうか。
古くから日本人に愛されてきたのだと思います。

露草(ツユクサ)
古名は染色に用いることからツキクサ、漢字をあてると月草、着草、鴨頭草。
万葉集にこんな歌があるようです。

   あした咲き ゆうべは消ぬるつき草の 消ぬべき恋も吾れはするかも

移草(ウツシグサ)も染色から。
花びらの色から、青草(アオクサ)、藍花(アイバナ)、縹草(ハナダグサ)、
独特の花の形から、帽子花(ボウシバナ)、
蛍を飼う時に籠に入れることから蛍草(ホタルグサ)、ともいうそうです。

全草を乾燥させた生薬名は鴨跖草(オウセキソウ)、解熱・下痢止めに使うようです。










名前の多い露草(ツユクサ)
花びらが縹(はなだ)色なので、別名縹草(ハナダグサ)
(7月27日撮影)
 
フロリバンダローズ「アイスバーグ」
夏の「アイスバーグ」は涼やか
(7月30日撮影)