花壇の中にも、芝生の中にも、鉢の中にも、そこかしこに生えてきます。
けっして抜きにくいことはありませんが、割としっかり根を張りますので、
抜くときには、ちょっと抵抗されます。
すぐに大きくなるので、8月の一か月間、抜かないでそのまま放っておいたら、
きっと大変なことになるはずです。
3年前、ブログを始めた年にこの植物のことを知り、大変興味を持ちました。
別名、編傘草(アミガサソウ)。
編み傘のような総苞の上に、「ニャロメ」のほっぺたのような雌花が付き、
その総苞の中心部分からは短い柄が伸びて、雄花が付きます。
雄花がぽろりと落ちると、編み傘が受け止めて雌花が受粉する仕組みで、
実に上手くできています。
直径2ミリぐらいある雌花は、以前のカメラでも撮れましたが、
1ミリもなくて肉眼ではよく見えない雄花は、上手く撮れませんでした。
今年は新しいカメラに変えたので、
是非とも、この雄花を撮ってみたいと思っておりました。
下の写真は、私の夏休みの、自由研究の成果みたいなものです。
葉状の総苞の上に咲いた榎草(エノキグサ)の雌花 3本の花柱は解れてハタキのようになっています 一番左の花柱は解れる前かな? 総苞から雄花は出ていません (8月14日撮影) |
こちらは榎草の雄花 上の写真と同じ位置で撮影しています てっぺんに白い雄蕊と花被が見えます 下の方に雌花の花柱だけが見えます (8月14日撮影) |
イングリッシュローズ 「クリストファーマーロウ」 よく咲いているので、鉢を玄関に移しました (8月14日撮影) |
今朝のチューべローズ 五段目まで咲きました (本日撮影) |