2015年8月16日日曜日

8月16日 晴れ

8月の半ばになると、わが家の庭は榎草の天下です。
花壇の中にも、芝生の中にも、鉢の中にも、そこかしこに生えてきます。
けっして抜きにくいことはありませんが、割としっかり根を張りますので、
抜くときには、ちょっと抵抗されます。
すぐに大きくなるので、8月の一か月間、抜かないでそのまま放っておいたら、
きっと大変なことになるはずです。

3年前、ブログを始めた年にこの植物のことを知り、大変興味を持ちました。
別名、編傘草(アミガサソウ)。
編み傘のような総苞の上に、「ニャロメ」のほっぺたのような雌花が付き、
その総苞の中心部分からは短い柄が伸びて、雄花が付きます。
雄花がぽろりと落ちると、編み傘が受け止めて雌花が受粉する仕組みで、
実に上手くできています。

直径2ミリぐらいある雌花は、以前のカメラでも撮れましたが、
1ミリもなくて肉眼ではよく見えない雄花は、上手く撮れませんでした。
今年は新しいカメラに変えたので、
是非とも、この雄花を撮ってみたいと思っておりました。

下の写真は、私の夏休みの、自由研究の成果みたいなものです。










葉状の総苞の上に咲いた榎草(エノキグサ)の雌花
3本の花柱は解れてハタキのようになっています
一番左の花柱は解れる前かな?
総苞から雄花は出ていません (8月14日撮影)
  
こちらは榎草の雄花
上の写真と同じ位置で撮影しています
てっぺんに白い雄蕊と花被が見えます
下の方に雌花の花柱だけが見えます

(8月14日撮影
 
イングリッシュローズ
「クリストファーマーロウ」

よく咲いているので、鉢を玄関に移しました
(8月14日撮影)
  
今朝のチューべローズ
五段目まで咲きました
(本日撮影)