17日の朝、例の烏柄杓(カラスビシャク)の様子を見てみたら、
苞(仏炎苞というらしい)の下部がやや開いて、
子房が顔をのぞかせていました。
これはこれは…と写真撮影。
その時はそれで終わりましたが、
その後、仏炎苞の中身(肉穂花序というらしい)がどうしても見たくなり、
夕方になって、ついに苞を開いて見てしまいました。
そこで納得の写真撮影。
なんでも、仏炎苞の上の口から飛び込んだ虫は、
葯の集合体である雄花序をすり抜けるときに花粉を体に付けて、
下の口から出ていく仕組みになっているようです。
烏柄杓(カラスビシャク)の仏炎苞 雌花序の子房が膨れて、顔をのぞかせています (17日朝の撮影) |
烏柄杓(カラスビシャク)の肉穂花序 白い部分が雄花序 (17日夕方の撮影) |
サルビア・グラニチカ 毎日一段ずつ、下から上へ向かって開いていっています |