この春、オレンジ色のナガミヒナゲシが随分と増えたように感じます。
オレンジ色の花がひらひらと揺れて、なかなかきれいですが、
調べてみると、見かけによらず、大変危険な外来植物のようです。
砲弾のような実には、なんと平均1600粒もの種子が入っており、
さらに1本のナガミヒナゲシは、1年の間に100個ほどの花をつけますので、
実に15万粒もの種子を撒き散らすそうです。
さらに手ごわいのは、根から出る物質が
周辺の植物の生育を阻害する作用を持っていることです(アレロパシー)。
やがて春はあちらでもこちらでも、オレンジの花だらけになるかもしれません。
(引用www.niaes.affrc.go.jp/sinfo/publish/niaesnews/090/09003.pdf)
百合咲きチューリップ「クラウディア」 昨日の雨で、首を垂れてしまいました (4月23日撮影) |
小手毬(コデマリ) (4月24日撮影) |
植え込みの躑躅(ツツジ)が咲き始めました (4月24日撮影) |
番外編 遊歩道の長実雛罌粟(ナガミヒナゲシ) きれいですが… 細長い子房には1600個も種子が入っているそうです (4月23日撮影) |