2012年9月8日土曜日

9月8日 朝のうち雨、のち晴れ

花序とは花の配列状態をさす言葉ですが、
図鑑に「さそり型花序」というのが出ていて、名前がいつも気になっていました。

さて、昨日載せた葉内花(ハナイバナ)は、2日につつじの根元で見つけたもので、
その時に撮ったのが下の写真です。
一列に大きな萼が並んでいて、最初は花だと思いましたが、
よく見ると萼の下には種が4つ。
いつ、こんなに咲いたのだろう、見落とすはずはないのに…。
それとも子房だけが付いている雌花?

その後、5日によく見てみたら、先端にLEDライトのような花が前を向いて咲いています。
なるほど、この花はいっぺんに咲くのではなくて、
先端に一つずつ咲いては、その花のすぐ下から新しい芽を出して
前に向かって伸びていくのだと合点がいきました。
これを「さそり型花序」というのだそうです。























葉内花(ハナイバナ)のさそり型花序
(2日撮影)

 
葉内花(ハナイバナ)の花序をひっくり返すと
種が4つずつ付いていました
(昨日撮影)

 
シュラブローズ「マジックメイディランド」